白菜の定植と畑の小苗たち

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台風も通り過ぎ、畑に行ってきた。土に水分が多くて作業がやりづらいし、水気の多くなった土を踏み固めてしまうから、本当は大雨のすぐ後には畑に入らないほうがいいらしい。が、スケジュールに制約のある都市農夫たちは、晴れたら行っておきたいのが人情。

ベランダで大きくなった白菜の苗を持って畑へ。

ねずみ大根が随分大きくなっていた。

グリーンピース。植える時しわしわだったタネは、水を吸ってぷっくり膨らみ、個性的な芽を出していた。冬を越すから虫害もそんなに心配なく、来年の春には1株につき80粒くらい収穫できるらしい。豆ごはんが楽しみだ。

かつお菜。蒔いた通りにお行儀よく一列で生えてきた。食べたことない野菜だけど、農園でタネをくれたので蒔いてみた。ダシが要らないくらい旨味が出るから「かつお菜」らしい。

パクチーパクチーも冬越しできる丈夫なやつ。シュッとした細長いのがパクチーの芽。その周りの丸い葉は雑草。指導をしてくれるスタッフの方が、雑草をやたらと抜かない派の方なので、それに倣って共存させてみる。

前に作っておいた畝に、白菜の苗を定植。

白菜は虫に食われやすいらしいので、虫よけネットのトンネルを設置。年末には白菜になる予定。美味しいキムチになるためにがんばってくれよー。

この日は元々植わっていた小豆が、アブラムシと蟻の盛大なパーティーによりダメになっていたから抜いてしまって、その区域の整地もやった。
いつ行っても畑にいる、何年もこの畑を利用しているというおじいさんが手伝ってくれて無事作業を終えられたけど、私一人だったら草刈りしただけで力尽きていたと思う。私とおじいさんの共同作業の結果(ビフォーアフター)がこちら。

一般企業ではいかにラクに効率よく仕事をするかという姿勢が「ズル」みたいに思われたりする傾向があるけど、おじいさんがどんどん体力を使わないやり方を提案してくれたお陰で作業が進み、農作業はいかにラクに作業をするかというのを考えながらやる必要があると教わった。

今週中にはサツマイモも収穫し、今回整地した場所も含めて何を植えようか検討中。玉ねぎとにんにくとネギは確定。もっと植えれるかな。幸せな悩み。