夏の終わりに、エゴマの通知表
エゴマを育てるのは今年が2年目だった。
1年目にはプランター1個。都度都度摘んで食べつつ、保存食のキムチや醤油漬けを作るには足りなかったから、今年はプランター2個にした。
去年とは違い、今年は苗が見つけられなかったのでタネから育てた。
これがエゴマの双葉。とてもかわいい。
金魚の水槽に浮いている水草のような、ぷっくりとした個性的な双葉。
真夏には、消費が追いつかない程もさもさと成長。
最近エゴマの成長がすごくて、2〜3日間隔で収穫しないと追いつかない。でもこれもあと1ヶ月くらいで終わり。秋には花が咲いて葉っぱの成長は打ち止め。食べ頃なうちにできるだけ醤油漬けやキムチにしておかないと! pic.twitter.com/Fq3HXhy7fi
— そんゆか (@songyuka_) 2020年8月10日
真夏は暑すぎるのかいなかったハダニが、9月に暑さが落ち着いてきたら大量発生。
ちょうどこの頃、毎日のようにテープでハダニを1匹1匹取り除くという、気の遠くなりそうな作業をしていた。
ハダニは乾燥した場所を好むということで、水やりのとき、葉っぱもびしょびしょに濡れるようにしてみたら、ようやく子育て環境として適さないと認識してくれたらしく、ハダニは少しずついなくなった。
ケンニッチョン(エゴマのジョン)。エゴマを育てていながら今期初のケンニッチョン。いつもはパタンと半分にたたむ方法だったけど、動画でこのたたみ方を見てやってみた。クリスマスツリー🎄の森みたい。ケンニッチョンの匂い、めちゃくちゃ韓国の飲み屋街の匂いで切ない。 pic.twitter.com/r8jtggV64M
— そんゆか (@songyuka_) 2020年9月18日
ジョン(韓国のお焼きのようなピカタのような料理)にして食べたり、お肉を包んで食べたり炒めものにいれたり、ベランダにあるとやっぱりサっと使えるのがいい。
私はガパオライスをエゴマの葉で作ったりもする。これがなかなか美味しい。
タネから育てて夏の間中、収穫してはせっせと漬け込んで、継ぎ足し継ぎ足しで作ったエゴマのキムチが、ついに容器いっぱいになった!ちょこちょこ食べて減っては増えてを繰り返しながら、多分100枚はある。これで冬中エゴマ食べれる。エゴマの醤油漬けも50枚くらいはある。この夏の成果。 pic.twitter.com/HGdRZVIyvr
— そんゆか (@songyuka_) 2020年9月27日
今年は、醤油漬けとキムチをたくさん貯蔵することを意識した。去年の収穫量だと漬けてもすぐ食べて無くなってしまうので、冬まで持たなかった。
今年はプランター2つに増やしたこともあり、こまめに収穫して漬けたのもあり、ほくほくできるくらいの量は生産できた。
醤油漬けキムチの量を見てこの夏の収穫量に満足していたところへ、エゴマからの通知表が届いた。1週間前、ついに花をつけ始めたのを発見。花をつけ始めたら葉は食べないことにしているのと、もう本当に秋が来たんだなと少し切ない気持ちになりつつ、今年もちゃんと元気に花をつけてくれて嬉しい。
その上、この花の天ぷらがとても美味しいということを小耳に挟んで、今はそれをとても楽しみにしている。
去年は実をとったんだけど、ゴミと選別している間にほとんど無くなっちゃうから、今年は花を食べようと思う。