人間になるためにニンニクを植えよう
休日の午後に雨が上がり、日没と畑が少しでも乾くタイミングの狭間を狙って、畑にニンニクを植えた。
韓国料理にこれでもかと使われるニンニク、韓国との縁は建国神話まで遡る。天の国出身のファヌンが地上に降りてきて、人間になりたがった虎と熊に、少しのヨモギとニンニクで陽の光を見ずに100日過ごせば人間にしてやろうと言った。虎は途中で逃げ出し、ステイホームを見事やりきった熊は人間の女性になりファヌンと結婚、そして生まれた檀君が古朝鮮の王となった、という話。
この時代ににんにくがあったという設定が本当なら、韓民族は5,000年くらい前からにんにくを食べていて、唐辛子よりもうんと付き合いが長いことになる。
私も1人で多分年間2kgくらいは消費していると思われる。そんな大事な食材、にんにく。
まずは畝を作り、
次はマルチを設置。
ニンニクは来年の初夏の収穫まで植えっぱなしなので、雑草防止のために黒いマルチをかける。
ニンニクは種ではなく、1片ずつばらばらにしてニンニク自体を土に植える。
こんな風に。
春にはニンニクの芽が生えてくるらしく、放っておくと花が咲いて栄養を持っていかれてしまうから、芽をスルっと抜いて食べるのもとても楽しみ。
他のメンバーの点呼もしよう。
ねずみ大根、よし。
白菜、よし。
パクチー、よし。
グリーンピース、よし
かつお菜、よし。
みんな元気!
次はイモがあったところに、次のやつを植えるためにまた土を返して、肥料を入れて畝を作らないと。次は雨あがりじゃないことを祈る。雨あがりは土が濡れてて負荷が上がる。今日も心地よい筋肉痛。